2011年1月25日火曜日

シャクシャイン像とアイヌ民族資料館・2009年北海道旅行24/28

2009」年9月9日(水)
襟裳岬のえりも観光館に一泊し、支笏湖へ向かう途
中、新ひだか町静内地区の真歌公園に立ち寄った。

数十年前、アイヌの英雄シャクシャインの像を見た所
だ。私の記憶ではシャクシャインの像は国道か
ら見えたと思ったのに、それは公園の中にあり、とても
国道からは見ることはできなかった。
私の記憶はたいてい不確かであるのが情けない。

国道235号沿いの小高い丘の上にある真歌公園はア
イヌの英雄シャクシャインが和人との戦いで最後に砦
を作った所として有名とのこと。

シャクシャインの戦いとは、
1669 年北海道日高を中心に起きたアイヌ民族の蜂
起。シブチャリ(現,新ひだか町)-アイヌの首長
シャクシャインに率いられた二千余名のアイヌは
松前藩の支配と収奪に抵抗して蜂起するが,奸計
(かんけい)にあい鎮圧されたシャクシャインの蜂起。
(新国語辞典より)


いつの時代も、また世界中いたるところでも、強いもの
が弱いものから搾取する構図が変らないのは、悲しい
ことですね。
IMG_3580small2009.9.9.JPGIMG_3579.JPG
写真をクリックするとクリアに拡大されます。

シャクシャイン像の近くにある、アイヌ民族資料館には
100種類500点以上の民具などの貴重な資料を保存
展示していて、少しながら、アイヌの歴史と暮ら
しに触れることができた。

アイヌの資料を見るたびに、私の心を和ませてくれるの
が、衣服や、調度品に描かれている、あのアイヌ独特
の模様だ。

あんなに暖かい芸術を持つアイヌ文化を絶やしては
いけないといつも思う。
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