2011年1月20日木曜日

定年後の桜の旅(東北)

在職中は、桜の時期はなかなか休みがとれなかったので、夫が定年退職したら、毎年私が大好きな桜の旅をする約束をしていました。

しかし、一年目(2005年)の春は夫の弟が癌で亡くなり、悲しい桜になりました。館林公園の桜がひときわ美しく感じられ、散り始めた桜を見ながら、命のはかなさを思ったものでした。そして、いつどうなるかわからないのだから、好きな桜を早く見なくてはと心に決めました。

弟の49日をすませて、傷心の姑をなぐさめるために、姑を連れて私の実家をたずねる桜の旅にでました。
角館、弘前の桜を見て、仏が浦、下北半島の恐山に行ったのを覚えています。良い写真が残っていないのが残念です。

二年目(2006年)は夫の希望で九州に行き、各地の城と桜を見ました。
一本桜は、一心行の桜でしたがまだ咲いていませんでした。
どういうわけか、2006年の写真がパソコンに入っていません。

HDDを入れ替えたとき、どこかに行ってしまったのでしょうか。

三年目(2007年)4月17日出発の桜の旅はやはり実家の弘前に行く道、福島県三春の滝桜(日本三代桜)からでした。最初の一本桜です。
写真はクリックして拡大してください。
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数年前雷がおちて、上の枝が一本折れてしまったとのことでしたが、それでもとてもきれいでした。一本桜はそういうことがあるので、折れたり、かれたりしないうちに行かなくては、とあせりを覚えました。

満開時は、とても混雑するというので、前の晩近くのモーテルに泊まり
朝一番に出かけて見に行ったのは正解でした。

弘前の桜はまだでした。いつも4月末から5月の連休にかけて咲くのですからね。
朝のドラマ「どんと晴れ」で有名になった小岩井農場の一本桜を見に立ち寄りましたが、まだつぼみでした。
が、背景の岩手山に雪が積もり、美しい眺めでした。
写真はクリックして拡大してください。
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それから盛岡の石割桜を見ました。写真はクリックして拡大してください。

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みごとに石を割ってきれいに咲いているさくらには感動しました。強いですね。

桜をみるために、秋田の角館にまわり、武家屋敷の桜をみました。黒塀にピンクの桜がとても合っていました。写真はクリックして拡大してください。

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岩手県北上の展勝地の桜は満開でした。奥羽山脈を背景に美しい桜でした。

四年目(2008年)はまず4月9日に出発して、山梨県の山高神代桜(日本三代桜)をみに行きました。さすが神代の時代から咲いている桜なので、その幹の太くて痛々しいこと。枯れないうちに見ることができてホットしました。
写真はクリックして拡大して見てくださいね。↓
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山高神代桜を見た後、2008年4月21日からまた、東北の桜の旅に出発しました。
今度は弘前城の桜を見て来ました。
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朝のドラマ「どんと晴れ」で有名になった小岩井牧場の一本桜、今回は満開でした。
岩手山を背景に凛と立っているすがたはさわやかでした。
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そして定年五年目(2009年)を迎え、日本三代桜の三代目である薄墨桜を見る段になったのです。

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